kintoneは、プログラミングの知識がなくても、ノーコードで業務のシステム化や効率化を実現するアプリがつくれるクラウドサービスです。Nottaとの連携を使うことで、議事録をkintoneにシームレスに同期し、顧客との会話や合意の詳細な記録を保持できます。
本記事では、kintoneとNottaの連携機能を利用して、文字起こしデータやAI要約をkintoneに同期する方法をご説明します。
ご注意:kintoneとNottaの連携機能を利用するには、事前に管理者による認証設定が必要です。認証設定の方法については、こちらの記事をご参照ください。
この機能を使用するための前提条件
プラン:ビジネスプラン と エンタープライズプラン で利用可能
ロール:編集&ダウンロード可能 以上の権限かつ 管理者許可 があれば、ロール不問で利用可能
プラットフォーム:Notta Web版
連携手順
- Notta Web版の左下にある「連携とアプリ」をクリックします。
- Zoho CRMの下にある「連携する」をクリックし、指示に従って連携を完了します。
- Nottaでノートを開き、画面右上にある「外部サービスに同期」アイコンをクリックし、「CRMに同期」→「kintone」を選択します。
- 「保存先」からアプリを選択します。
- 「保存するレコードを選択」で「既存レコード」を選択します。
- 「既存レコード」の下のドロップダウンリストを展開し、検索の基準となるフィールドを一つ選択します。選択できるフィールドは先に選択したアプリによって異なりますが、一般的には「顧客名」「部署名」「担当者名」「メールアドレス」などが選択可能です。
- フィールドを選択すると、その下に新たなドロップダウンリストが表示されます。展開すると、選択したフィールドに登録されている値や内容が表示されますので、連携したいレコードに該当する値や内容を選択します。
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「AI要約の保存先を選択」で、Nottaのデータを保存するフィールドを選択します。現在、保存先として選択できるフィールドタイプは「リッチエディター」のみです。
- リッチエディターが既に存在する場合、ドロップダウンから選択できます。
- リッチエディターがまだ存在しない場合は、新規作成が必要です。
※リッチエディターの作成方法についてはこちらをご確認ください。
- 文字起こしデータは、デフォルトでkintoneへ同期されます。AI要約も同期したい場合は、「オプション」で「AI要約」にチェックを入れてください。
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「同期する」をクリックしてデータ同期を実行します。
- kintoneで指定アプリを開き、指定レコードの左側にある青いドキュメントアイコンをクリックし、レコードの詳細画面を開きます。
- Nottaから同期されたデータは指定フィールドに表示されます。
よくある質問
「OAuthを利用する権限がありません。管理者に設定を依頼してください。」と表示された場合、どうすればいいですか?
「OAuthを利用する権限がありません。管理者に設定を依頼してください。」と表示された場合、ご利用のアカウントがOAuthクライアントの利用を許可されたユーザーとして指定されていない可能性があります。管理者の方に連絡して、利用許可を申請してください。利用者の設定方法については、こちらの記事をご参照ください。
「AI要約の保存先を選択」フィールドに「データがありません」と表示された場合、どうすればいいですか?
- kintoneで連携したいアプリを開き、アプリのメニューバーに表示される歯車アイコンをクリックします。
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「リッチエディター」をドラッグ&ドロップでフォームに追加します。
- 「アプリを更新」をクリックし、変更を保存します。