音声認識におけるAI学習は?
Nottaに音声認識エンジンを提供する第三者の国内パートナー企業が、音声データと認識結果データからランダムにピックアップしたデータのみを、機密性に配慮した上で音声認識エンジンの学習に利用します。これを、「AI学習」と表記しています。
データは音声認識の精度向上のために利用され、そのデータが持つ情報(単語が組み合わされて生じる有意な情報)は学習されません。
新規に文字起こしをしない場合、AI学習ありにしても、文字起こし済みのものがAI学習されることはありません。
エンタープライズプランでは、この音声認識エンジンの「AI学習」のためのデータを提供いたしません。(AI学習なし)
AI要約におけるAI学習は?
いずれのプランでもAI要約に活用している自然言語処理エンジン(Claude 3)の学習にはデータを提供しておりませんので、録音時に機密情報などの発言がありましても、貴社内外での生成AIの出力結果に含まれることはございません。
詳しくはこちらをご参照ください。
音声データの行方
AI学習ありの場合
<概要>
当社への音声データと認識結果の提供に同意したことになります。音声認識のサービス品質改善のために利用させていただきます。
<音声の行方>
認識処理後、日本国内のデータセンターに一旦保管を行い、その後ストレージからデータがランダムにピックアップされて、音声認識エンジンの学習に利用されます。
AI学習なしの場合
<概要>
音声データ及び認識結果が当社のサーバー内やストレージに保存されることは一切ありません。より厳重に音声認識を行いたい方向けのサービスです。
<音声の行方>
送られてきた音声データがメモリ上のバッファから認識処理され、処理が進むのと同時進行でメモリ上のバッファから消えていきます。
一時的にもファイルになったり、人がアクセスができる状態にはなりません。認識結果はメモリ上のテキストがそのままレスポンスとしてクライアント側に返却され、サーバー側で認識結果が保存されることはなく当社側も見ることができません。
最後に
AI学習は音声認識(文字起こし)の際のみにデータが学習される場合があります。
また、AI学習ありの場合、保管されたデータは秘密情報として厳重に扱っています。サービス開始以来無事故で運用していますので、ご安心してご利用いただけます。
音声データを残すことがNGである業界や企業もありますので、その場合はNottaエンタープライズプラン(AI学習なし)をご選択ください。