アクセス権について

ワークスペース内にあるノートやフォルダにアクセスできる権限のことを、「アクセス権」と言います。ノートやフォルダに対してメンバー/グループごとにアクセス権を設定することで、そのノートやフォルダに対する操作を制御することができます。例として、こんな場合に便利です。

  • 特定のメンバーは編集を許可したいが、その他は閲覧のみとしたい場合
  • 特定のノート・フォルダを、特定のグループにのみ見えるようにしたい場合
  • 特定のノート・フォルダを、特定のメンバーに見えたくない場合

 

アクセス権の種類

設定できるアクセス権は、「フルアクセス」「編集&ダウンロード可能」「編集可能」「閲覧のみ」「アクセス不可」の5つです。

  • フルアクセス:ノート/フォルダの編集と他のメンバーの招待など、すべての操作権限があります。
  • 編集&ダウンロード可能ノート/フォルダの編集とノートのエクスポートが可能です。
  • 編集可能ノート/フォルダの編集が可能です。
  • 閲覧のみノート/フォルダの閲覧のみ可能です。
  • アクセス不可ノート/フォルダにアクセスする許可がありません。

権限レベル早見表

  表示 閲覧 記録とフォルダの編集 エクスポート メンバーの招待 権限変更
フルアクセス
編集&ダウンロード可能
編集可能
閲覧のみ
アクセス不可

 

ワークスペース内のメンバー権限説明表

種類 操作説明 メンバー アドミン オーナー 備考
記録・フォルダ Chrome拡張機能経由でのノート作成  
録音経由でのノート作成

保存先に対して「編集可能」以上のアクセス権を有する場合のみ可能

ファイルインポート経由でのノート作成
Notta Bot経由でのノート作成
画面収録経由でのノート作成
フォルダの作成
ノート/フォルダをゴミ箱に入れる 「編集可能」以上のアクセス権を有する場合のみ可能
ノート/フォルダの復元 メンバーは「編集可能」以上のアクセス権を有する場合のみ実行可能ですが、オーナーとアドミンはアクセス権に関係なく実行可能です。
契約管理 ビジネスプランの解約  
契約ユーザー数の変更  
機能 音声データのエクスポート ノートに対して「編集&ダウンロード可能」以上のアクセス権を有する場合のみ可能
テキストデータの
エクスポート
Notion/Salesforce/Hubspotにエクスポート
AI要約の生成 ノートに対して「編集可能」以上のアクセス権を有する場合のみ可能
AI要約の編集
ノートの翻訳
話者名前の編集
コメントの追加
ブックマークの追加
AI要約の閲覧 ノートに対して「閲覧のみ」以上のアクセス権を有する場合のみ可能
翻訳結果の閲覧
コメントの閲覧
ブックマークの閲覧
自動文章校正
再生速度の調整
経過時間を隠す
無音スキップ
チームメンバー
管理
メンバーの追加・削除  
「アドミン」への
アップグレード
 
「メンバー」への
ダウングレード
 
グループの追加・削除・変更・確認  
グループ内メンバーの追加・削除・変更・確認  
ワークスペースの削除  
オーナー権限の譲渡  
ワークスペース
管理
ワークスペース名の変更  
ワークスペースロゴの
変更
 
ゴミ箱から記録の
完全削除
 
個人アカウント
管理
個人アカウントの削除  

 

各操作に対する権限説明表

対象 操作

フル
アクセス

編集&
ダウンロード可能
編集
可能
閲覧
のみ

アクセス不可
(権限なし含む)

備考
記録 ノートの閲覧(音声データ、AI要約、翻訳結果、ブックマーク、コメントなどを含む)  
タイトルの編集  
テキストの編集  

ブックマークの追加・編集・削除

 

コメントの追加・削除

 
話者名前の編集  
話者の追加  
アクセス権の変更  
Web上での公開  
他のグループメンバーの招待          
ゴミ箱に入れる      
他のフォルダに移動     移動元の記録(或いはフォルダ)と移動先フォルダに対して「編集可能」以上のアクセス権を有する場合のみ可能
発言内容の結合  
テキストデータのエクスポート  
音声データのエクスポート  
Notion/Salesforce/Hubspotにエクスポート  
ノートの翻訳  
自動文章校正結果の確認  
フォルダ フォルダの作成  
ノートの閲覧(音声データ、AI要約、翻訳結果、ブックマーク、コメントなどを含む)  
フォルダ名の編集  
フォルダ内でのノート作成  
他のグループメンバーの招待  
フォルダの完全削除  
権限管理 他のグループメンバーの招待  
「アクセス不可」に変更  
「閲覧のみ」に変更  
「編集可能」に変更  
「フルアクセス」に変更  
グループ・メンバー権限の削除  

 

おすすめの権限管理ソリューション

チームで記録を共有しているときに、メンバーへの共有漏れが発生することがよくあります。例として、共有されなかった人はアクセス権を要求しなければならず、作業に遅延が発生します。
部門やプロジェクトごとにグループを分割し、フォルダを権限管理のベースとすることをお勧めします。

 

部門ごとにグループを作成する

グループの作成方法としては、技術部、人事部、マーケティング部、営業部など、会社の各チームごとに作成して、メンバーを追加することをおすすめします。

また、特定の記録に 1 人または 2 人のユーザーの権限を変更する必要がある場合は、いつでも個別の権限を使用できます。

グループの作成方法はこちら →

 

部門・プロジェクトごとにフォルダを作成する

フォルダの作成方法としては、技術部、人事部、マーケティング部、営業部など、会社の各チームごとに作成して、権限を設定することをおすすめします。

状況に応じて、プロジェクトのグループごとに作成してみるのもおすすめします。

フォルダを作成する時、該当するメーバーやグループに追加することが可能です。

一度設定すれば、部門やプロジェクトごとにフォルダで一緒に作業することができます。

 

よくあるご質問

Q1. メンバーがアカウントを削除したら、そのメンバーの生成された記録の権限についてどのようになりますか?

A1. メンバーがアカウントを削除すると、そのメンバーのリソース(記録・フォルダ)は該当のワークスペースに帰属します。そのメンバーの生成された記録の権限はオーナーに移り、オーナーとアドミンはフルアクセスになります。

 

Q2. メンバーがワークスペースから削除したら、そのメンバーの生成された記録の権限についてどのようになりますか?

A2. メンバーがワークスペースから削除すると、そのメンバーのリソース(記録・フォルダ)は該当のワークスペースのオーナーに帰属します。そのメンバーの生成された記録の権限はオーナーに移り、オーナーとアドミンはフルアクセスになります。

※この時点で同じメンバーを再度追加しても、新規メンバーとしての権限しか付与されません。

 

Q3. メンバーが同時に2つのグループ(グループの権限が異なる)に所属している場合、メンバーの権限はどのようになりますか?

A3. メンバーが同時に2つのグループ(グループの権限が異なる)に所属している場合、そのメンバーは上位の権限を取得しています。

例として、このメンバーはAグループ(フルアクセル)とBグループ(アクセル禁止)同時に所属している場合、そのメンバーの権限はフルアクセルになります。

 

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